オリックス不動産（株）はこのほど、大型物流施設「箕面ロジスティクスセンター」（大阪府箕面市）を竣工した。
　新名神高速道路「箕面とどろみIC」から約2.2km、大阪市中心部から25km圏内に位置。敷地面積2万8,182.83平方メートル、延床面積6万4,464.95平方メートル。鉄骨造地上4階建て。最小区画約2,300坪から、最大5テナントの入居が可能。
　1・2階はスロープを採用し、最大60台（10t、一部4t車）が同時接車できるバースを備える。荷物用エレベーターと垂直搬送機を各6基実装した。カフェテリアや空調設備を設け、テナントの従業員の働きやすさに配慮している。
　また、6月には施設の屋根には第三者所有モデル（PPAモデル）で1,778.22kWの太陽光発電システム設置の工事に着手する予定。発電した電力を施設内で自家消費するほか、夜間や天候の影響により電力が不足する場合も、オリックス（株）より非化石証書付き（トラッキング付き）の電力を供給することで、施設内で使用する電力を100%再生可能エネルギー由来の電力で賄う計画。敷地内には電気自動車（EV）充電スタンドも8基設置している。