2024/9/24
8月のレインズ、売り・賃貸共に成約報告増加
(公財)不動産流通推進センターは20日、2024年8月の指定流通機構(レインズ)の活用状況を公表した。
新規登録件数は31万2,635件(前年同月比3.2%減)と5ヵ月連続でマイナスとなった。成約報告件数は4万1,087件(同5.7%増)とプラスに転じた。総登録件数は87万2,663件(同0.7%減)と、3ヵ月連続のマイナス。
売り物件については、新規登録件数が11万1,820件(同5.0%増)と、20ヵ月連続プラス。成約報告件数は1万3,220件(同7.6%増)と15ヵ月連続でプラス。登録件数は42万4,157件(同11.2%増)となり、27ヵ月連続で増加した。
賃貸物件については、新規登録件数が20万815件(同7.3%減)となり、30ヵ月連続で前年同月を下回っている。成約報告件数は2万8.867件(同4.9%増)と4ヵ月ぶりに増加に転じた。総登録件数は44万8,506件(同9.8%減)と、24ヵ月連続減。
売り物件を取引態様別に見ると、新規登録のうち媒介契約が7万1,055件(同9.4%増)。このうち専属専任媒介が1万452件(同7.2%増)、専任媒介が3万7,244件(同10.8%増)、一般媒介が2万3,359件(同8.0%増)。売り主は3万9,198件(同1.1%減)、代理は1,567件(同16.6%減)。
成約報告については、媒介契約が1万973件(同10.8%増)。そのうち専属専任媒介が2,205件(同14.8%増)、専任媒介が7,074件(同9.7%増)、一般媒介は1,694件(同10.6%増)。売り主は2,187件(同6.9%減)、代理が60件(同36.4%増)だった。