豊島区(東京都)の中古マンション購入なら大京穴吹不動産

豊島区の地域情報

・概要
東京都特別区の西北部に位置する豊島区は、南は新宿区、東は文京区、北は北区と板橋区、西は中野区や練馬の一部と接しています。ほとんどが台地状になっており、人口は約28万人。そのうち約1割が外国人です。
区内は目白、雑司ヶ谷、池袋、巣鴨、駒込などのエリアに分けられ、その多くの地域は住宅地。閑静な高級住宅地である目白や、駒込・千川周辺などの落ち着いた住宅地、西武池袋線沿線の東長崎駅・椎名町駅を中心とした庶民的な住宅地などが広がっています。
副都心でもある池袋は駅を中心に繁華街が広がり、超高層ビルやマンションがそびえて多くの企業や商業施設が集まっています。その一方で、豊島区内には大学や高校、専門学校などの教育施設も多いのが特徴です。

・豊島区の由来や歴史
この地は元々多くの川が流れる武蔵野台地の一角でした。区内各地からは貝塚が見つかっており、縄文時代には既に人々が暮らしていたようです。
「豊島」という地名が使われた記録が残るのは、646年（大化2年）のこと。大和政権より派遣された国司による監査報告に「武蔵国豊島郡」という地名が記されています。
江戸時代、豊島区のある辺りは江戸近郊の農村地帯として野菜の栽培が行われていました。池袋や雑司ヶ谷、駒込などの地名は当時から使われています。特に、駒込は植木の栽培が盛んで、ソメイヨシノ発祥の地としても知られています。明治時代初期はまだ武蔵野の原野が広がっていましたが、やがて鉄道が開通し、山手線の目白、池袋と駅の開業が相次ぐと、人口も増え多くの大学などが移転し学生の街として発展しました。
豊島区が誕生した1932年頃は、池袋西口から千早、長崎などの地域は池袋モンパルナスと呼ばれ、芸術家が集まる街として知られていました。また、1950年代〜60年代にかけては、手塚治虫などマンガ家の方々もこの地で過ごしています。その後、池袋は副都心として発展し現在の姿に変貌を遂げました。

豊島区の交通アクセス

巨大ターミナル駅の池袋駅を中心に、JR山手線、埼京線、東京メトロ有楽町線、丸の内線、副都心線、西武池袋線や東武東上線が通って各方面と結んでいます。乗り入れ運転などにより、横浜方面や埼玉方面、秩父方面など様々な地域へのアクセスも良好です。区内には、JR山手線と東京メトロ南北線が通る駒込駅や、同じくJR山手線と都営地下鉄三田線などが通る巣鴨駅のほか、早稲田から雑司ヶ谷や大塚駅などを通って荒川区の三ノ輪橋駅までをつなぐ路面電車の都電荒川線も走っています。
池袋駅を中心に張り巡らされたバス路線や、区役所や保健所などの主要施設をつなぐ地域公共バスなどの公共交通が充実しています。
また、首都高速道路5号池袋線や中央環状線が通り、東北道や中央道などの高速道路各線ともつながっているため車での遠出にも便利です。一般道では山手通り（環状6号）や明治通り、目白通り、白山通り、春日通りなどの主要道路が走っています。

豊島区の生活情報

住宅地が広がる豊島区は、大型スーパーやデパートだけでなく、お年寄りの原宿と呼ばれる巣鴨駅周辺をはじめ、各地に商店街が残っています。小さな商店とスーパーが肩を並べる地域も多いため、生活用品や食料品などの買い物には困りません。主要な駅の周辺には飲食店も多く、食事は外食が中心という人も安心して暮らせます。
教育や福祉にも力を入れており、待機児童の数はここ数年で大きく減り、2016年4月1日時点の統計では、特別区の中で少ない方から数えて5位となりました。区内には公立の小・中学校や私立学校、大学などの教育施設が多くあるほか、大学や区主催の生涯学習の機会も充実。さらに、コンサートホールや博物館などの文化施設や歴史的建造物なども多く、文化や芸術に触れることもできます。
様々なクリニックから総合病院まで病院も多いため、いざというときにも安心です。
区役所や区立中央図書館などの施設は、池袋駅からも徒歩圏内にある東池袋にありますが、区内各所に行政の出張所があるため、住民票などの書類は近くの出張所で入手できます。

豊島区の観光スポット

豊島区には雑司ヶ谷旧宣教師館や鬼子母神堂、旧古河庭園などの歴史的建造物や文化財などが多く残っています。江戸川乱歩が暮らしていた旧江戸川乱歩邸や夏目漱石など文豪の眠る雑司ヶ谷霊園など、文学にゆかりのあるスポットも。また、東京芸術劇場などのコンサートホールや舞台芸術交流センター、博物館や美術館など芸術に触れられる場所も多い一方で、マンガとアニメの街としての顔も持っています。

・雑司ヶ谷旧宣教師館
東京都指定有形文化財に指定されている雑司ヶ谷旧宣教師館。雑司ヶ谷霊園や鬼子母神、昭和を感じる都電など風情あふれる雑司ヶ谷の一角にあります。明治時代にアメリカ人宣教師によって建てられた建物は、豊島区内に残る最古の近代木造洋風建築です。建物内は当時の生活や雑司ヶ谷の資料などが展示されています。こぢんまりとした庭園は手入れが行き届き、雑司ヶ谷散策の途中にベンチでゆっくり寛ぐのもおすすめです。様々な講座や音楽会などのイベントも定期的に開催されています。

・旧古河庭園
旧古河庭園は、明治時代の元勲である陸奥宗光の邸宅だったものです。イギリス人のジョサイア・コンドル博士が設計した煉瓦造りの洋館と西洋庭園、平安神宮外苑などを作庭した小川治兵衛による日本庭園から成っています。大正初期の庭園を良好な状態で留めている貴重なもので、国指定名勝でもあります。日本庭園内には、10ｍ以上の高さから落ちる大滝や枯滝などがあり、秋の紅葉も見事です。西洋庭園はバラの名所としても知られ、バラの季節には多くの人が訪れます。

東京都豊島区でご希望の中古マンションは見つかりましたか？大京穴吹不動産では間取りや駅からのアクセス、部屋数などの切り口から中古マンションを検索できます。あなたのライフスタイルにあった東京都豊島区の中古マンションの購入情報を提供します。

なお、賃貸物件をお探しの方は不動産賃貸のページをご覧ください。