（公財）東日本不動産流通機構は10日、東日本レインズにおける2013年11月の市場動向を発表した。

　首都圏中古マンションの成約件数は3,121件（前年同月比21.3％増）。15ヵ月連続の増加、かつ4ヵ月連続の2ケタ増。増加率20％を超えたのは今年5月（30.7％増）以来。都県別では、東京都1,541件（同22.3％増）、埼玉県385件（同24.2％増）、千葉県387件（同10.9％増）、神奈川県808件（同23.4％増）と、1都3県すべてで2ケタ増を記録した。

　1平方メートル当たりの成約単価は41万2,300円（同8.3％上昇）。40万円を超えたのは4ヵ月連続で、41万円台に達したのは08年1月以来。成約平均価格は2,659万円（同6.1％増）、11ヵ月連続で前年同月を上回った。新規登録件数は1万3,537件（同10.5％減）。

　また、中古戸建の成約件数は957件（同2.8％減）となり、2ヵ月連続の減少。平均成約価格は2,850万円（同3.0％下落）で、3ヵ月ぶりの下落となった。