統計
2014-06-10 00:00:00.0
苦情相談件数4%増。管理組合側からの相談比率が増加傾向/マンション管理業協会調査
(一社)マンション管理業協会は10日、2013年度(13年3月〜14年3月)の苦情相談受付状況を発表した。
同年度の苦情相談受付件数は6,331件で、前年度比4.0%減となった。相談内容別では、管理組合関係が4,330件(前年度比0.7%増)。全体の53.8%(同1.7ポイントダウン)を占める。相談者ベースでは、管理組合役員からが856件(同7.8%増)、居住者が756件(同17.7%増)と大幅に伸び、管理組合側からのシェアは25.4%(同2.4ポイント増)まで拡大している。
相談項目別では、管理規約・細則関連が2,039件(同2.2%増)。シェアは25.3%(同0.3ポイントダウン)とほぼ前年並み。総会・理事会運営関連も765件(同2.9%減)、シェアは9.5%(同0.7ポイントダウン)だった。マンション管理適正化法は、1,335件(同4.0%減)、シェア16.6%(同1.4ポイントダウン)と減少傾向が続いている。