賃貸
2015-08-26 00:00:00.0
首都圏の居住用賃貸物件、成約件数前年比再び減少/アットホーム調査
不動産総合情報サービスのアットホーム(株)は26日、同社の全国不動産情報ネットワークにおける、2015年7月期の首都圏居住用賃貸物件の市場動向を発表した。
同月の首都圏居住用賃貸物件の登録件数は、25万1,793件(前年同月比4.0%減)。1平方メートル当たりの登録賃料は、賃貸マンションが2,618円(同1.3%下落)、賃貸アパートが2,177円(同0.8%下落)と、ともに下落した。1戸当たりの登録賃料は、賃貸マンションが9万3,800円(同1.6%下落)、賃貸アパートが6万500円(同0.7%下落)。
成約件数は1万8,495件(同5.9%減)で、再び前年同月を下回った。地域別では、東京23区が8,579件(同0.9%増)と2ヵ月連続の増加、埼玉県は2,007件(同9.5%増)と4ヵ月連続の増加。東京都下は1,447件(同5.9%減)、神奈川県は4,741件(同21.6%減)、千葉県は1,721件(同1.3%減)と減少した。
1平方メートル当たりの成約賃料の平均は、賃貸マンションが2,602円(同0.7%上昇)と3ヵ月ぶりのプラス。賃貸アパートも2,161円(同2.2%上昇)と、再びプラスに転じた。1戸当たりの成約賃料は、賃貸マンションが9万1,800円(同2.1%上昇)と再びプラスに。賃貸アパートも6万2,900円(同0.8%上昇)と、5ヵ月連続のプラスとなった。