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統計

2016-01-21 00:00:00.0

首都圏の居住用賃貸物件、12月の成約数は再び増加/アットホーム調査

 不動産総合情報サービスのアットホーム(株)は21日、同社の全国不動産情報ネットワークにおける、2015年12月期の首都圏居住用賃貸物件の市場動向を発表した。

 同月の首都圏居住用賃貸物件の登録件数は、24万6,400件(前年同月比2.8%減)。1平方メートル当たりの登録賃料は、賃貸マンションが2,612円(同1.2%下落)、賃貸アパートが2,208円(同0.3%下落)。1戸当たりの登録賃料は、賃貸マンションが9万800円(同1.9%下落)、賃貸アパートが5万9,900円(同1.0%下落)となった。

 成約件数は1万7,533件(同3.5%増)と、前年同月比で再び増加。地域別では、東京23区が7,920件(同1.3%増)で4ヵ月ぶりに増加、埼玉県が1,983件(同14.2%増)と9ヵ月連続の増加、千葉県も1,837件(同14.1%増)と大幅な増加となった。東京都下は1,519件(同2.6%増)で微増となったが、神奈川県は4,274件(同0.5%減)と減少した。

 1平方メートル当たりの成約賃料の平均は、賃貸マンションが2,623円(同0.1%下落)と再びマイナス、賃貸アパートが2,202円(同1.7%下落)で3ヵ月連続のマイナス。1戸当たりの成約賃料は、賃貸マンションが8万8,500円(同1.0%下落)と3ヵ月連続のマイナス、賃貸アパートが6万2,100円(同0.6%上昇)と3ヵ月ぶりのプラスとなった。