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2021-09-10 00:00:00.0

21年度1Qリフォーム工事受注高、住宅は3割増

 国土交通省は10日、2021年度第1四半期の建築物リフォーム・リニューアル調査結果を発表した。調査期間は4月1日〜6月30日。当期間に元請けとして受注した建築物リフォーム・リニューアル工事を対象に、建設業許可業者5,000者を対象に調査した。
 建築物リフォーム・リニューアル工事の受注高は、2兆7,583億円(前年同期比12.0%増)。このうち、住宅に係る工事は9,159億円(同35.8%増)、非住宅建築物は1兆8,423億円(同3.0%増)と、いずれも増加した。
 工事種類別では、住宅の「増築工事」が216億円(同57.6%増)、「一部改築工事」が343億円(同36.6%増)、「改築・改修工事」が6,662億円(同41.9%増)、「維持・修理工事」が1,938億円(同16.6%増)となった。
 非住宅建築物は、「増築工事」が1,063億円(同2.0%増)、「一部改築工事」が488億円(同10.2%増)、「改装・改修工事、維持・修理工事」が1兆6,872億円(同2.9%増)だった。
 工事目的別の受注件数は、住宅では「劣化や壊れた部位の更新・修繕」が157万4,926件(同22.8%増)、「省エネルギー対策」が7万2,098件(同53.3%増)の順となった。非住宅建築物も、「劣化や壊れた部位の更新・修繕」が70万1,522件(同31.2%増)、「省エネルギー対策」が6万2,008件(同50.3%増)の順に多かった。