2016年4月沖縄歳時記
『沖縄の夏を彩るかりゆしウェア』
かりゆしウェアをご存知ですか?
かりゆしウェアは、沖縄の暑い夏を快適に過ごそうと考えられたウェアです。ちなみに「かりゆし」とは、方言で「めでたい」という意味。沖縄の伝統的な染織物や、文化自然をモチーフにしたデザインが特徴で、着用のスタイルは裾を出して着るのが一般的。
沖縄県では、4月1日から11月30日までを「かりゆしウェア着用奨励期間」としていているので、4月からオフィス街もかりゆしウェアに衣替えしたビジネスマンが行き交います。
本土でもクールビスとして、夏の軽装が定着してきましたが沖縄では2000年に開催された沖縄サミットから急速に普及しすっかり夏の風物詩となっています。官公庁はもちろん企業でも夏はかりゆしウェアが当たり前。毎年、デザインも新作が発表されるのでデパートやスーパーではかりゆしウェアコーナーが設置されています。また、結婚式もかりゆしウェアで参加OKですし、葬儀用のブラックかりゆしも着用が広がっています。
沖縄の県民ファッションとして愛されているかりゆしウェア。ちなみに、「かりゆしウェア」は、定義があり「沖縄県産であること」「沖縄らしいデザインであること」だそうで、その証としてブランドタグがついています。お買い求めの際にチェックしてみて下さいね。