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「安かろう、悪かろうのリフォーム」に陥らないコツ

公開日:2016-08-19 00:00:00.0
「リフォームはできるだけ安く済ませたい」。その気持ちが先に立ち、工事の範囲を減らしたり、設置する商品や施工材料のグレードを下げたりしてしまいがちです。しかし、結局「安かろう、悪かろうのリフォーム」となり、後悔してからではどうしようもありません。
では、満足度の高いリフォームを、費用を抑えてコストパフォーマンス良く行うにはどうすればいいのでしょうか?
 
どうして「安かろう、悪かろうのリフォーム」になる?
「安かろう、悪かろうのリフォーム」で1番多いのが、商品や材料のグレードダウンです。例えばフローリングの工事では、フローリング材のグレードが予算に大きく影響するため、できるだけ安い材料を選びたくなります。その結果、せっかくリフォームしたにもかかわらず、安っぽいフローリングでガッカリすることがあるのです。
同様に、システムキッチンやキッチンカウンターなども、価格を優先して性能を犠牲にした結果、使いにくいキッチンで、炊事の度に後悔することになるかもしれません。キッチンは毎日使う物ですから、しっかりカタログやサンプルを確認し、満足のいく商品や材料を選ぶべきでしょう。
 
ほかにも「安かろう、悪かろう」とは少し違いますが、安く上げたいがためにリフォームの範囲を絞るのも考えものです。
例えば壁紙の貼替えです。全面を貼り替えると高額になるからと、汚れのひどい1面だけ貼り替える予定で見積もりを取り、リフォームをしたとします。しかし、やはりほかの面も気になり、追加でもう1面作業をすると、最初から2面で依頼した場合よりも高くなるのです。
また、同系統のリフォームをまとめて行わないのも二度手間になり、費用アップにつながります。例えば、一戸建ての外壁塗装や屋根の修繕には、足場が必要になります。これらのリフォームを別々に行ったとすると、足場を2回組むことになり、2回分の作業代がかかってしまいます。足場は、家の大きさや形状によって異なりますが、20万円以上かかることも多いでしょう。つまり、予算の都合でリフォームの箇所を後回しにした結果、一部の費用が倍になることもあるのです。
 
このように、リフォームには安易に予算を削減しようとしたために、結果として「安かろう、悪かろうのリフォーム」になることがあるのです。
 
失敗しないリフォームをするためには
では、「安かろう、悪かろうのリフォーム」をしないためには、どうしたら良いのでしょうか? まずは、業者に依頼するときに、「リフォームの目的、リフォームの優先順位、予算額」の3点を明確に伝えることが重要です。
リフォーム業者は、効率良くリフォームを行うノウハウや、コスト削減によりどんな不都合やリスクが発生するかを知っています。専門知識がないまま低グレードの材料を使うように自分で指示したりせず、「予算の範囲内で実施できるリフォーム工事は何か」を、業者に相談しつつ最善の判断をするのがいいでしょう。
そして、安易に品質を落とすのではなく、しっかりカタログやサンプルを確認し、こだわりたい部分は妥協しないことが、満足度が高く「安かろう、悪かろうのリフォーム」にならないコツではないでしょうか。
 

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