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高さが低めの浴槽、入りやすいけれど気を付けたい注意点も!

公開日:2016-10-19 00:00:00.0
中古マンションのユニットバスの交換は、水周りのリフォームの中でも、多くのニーズがあります。最近では、またぎやすい高さの縁の浴槽が人気となっています。
ここでは「縁の高さが低い浴槽」のメリットや注意点についてまとめましたので、ユニットバスを選ぶ際の参考にしてみてください。
 
ユニットバスのリフォームは在来工法かユニットバスかで価格が異なる
 
中古マンションの浴槽は、最近の物ならユニットバス、少し古めの物なら在来工法(周囲に防水加工を施し、コンクリートなどで壁や床を作りタイルを貼る工法)で作られていますが、ほとんどの場合ユニットバスへの交換が可能です。費用や工期は浴室の大きさやユニットバスのスペックにもよりますが、ユニットバスからユニットバスなら65万~130万円程度で3~5日、在来工法からユニットバスなら80万~200万円程度で7~10日が目安となります。浴室の雰囲気がガラリと変わりますので、人気のリフォームとなっています。
 
転倒の危険が低いのが何よりのメリット
 
縁の高さが低い浴槽のメリットは、またぎやすいので浴槽に入りやすく、転倒の危険性が低いことです。昔ながらの和風の浴槽は、縁の高さが60cmほどあるため、浴槽を洗い場の床面から低いところに設置しても、足を持ち上げて出入りする必要がありました。このため、特に高齢者の転倒事故の原因になりがちです。
縁が低い浴槽は、高さが48~50cmくらいです。洗い場の床より少し低い場所に設置することで、高さは42~45cm前後となり、従来のものに比べてまたぎやすくなります。
あまり低くしすぎると逆に入りにくくなりますが、高齢者のための浴槽の高さは40cmぐらいが理想ともいわれています。
 
入浴中は子供から目を離さないように注意!
 
浴槽の縁の高さが低くなったことで心配なのは、子供が浴槽でおぼれてしまう事故のリスクです。縁が高い場合は縁をまたいで浴槽に転落することは少ないのですが、50cm以下の場合はより転落しやすくなります。そのとき、もし浴槽に水が入っていると、赤ちゃんは、水深10cmほどの水でもおぼれてしまうことがありますので大変危険です。
東京消防庁が公開した資料「STOP!子どもの『おぼれ』」によると、2014年に子供がおぼれた場所の第1位が自宅の浴槽、という結果が出ています。
親がシャンプーをしている間など、子供はちょっとした隙にでもおぼれることがあります。日頃から「入浴中は子供から目を離さない」「普段は水を抜いておく」「子供が浴室に近づけないようにしておく」など、対策をしっかりとっておくと安心です。
 
お風呂は家族にとって気持ち良い場所であってほしいものです。安全に配慮した浴槽にリフォームやリノベーションをして、快適な入浴タイムをお過ごしください。

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