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住宅ローンを完済しないで住み替えられる?
公開日:2017-05-09 00:00:00.0

マイホームは、多くの方にとって一生に一度の大きな買い物です。しかし、居住環境がよくないことに気付いたり、ライフステージに合わない家になったりと、時が経つにつれて「こんなはずじゃなかった」と後悔するケースもあるはずです。
それでも「住宅ローンを返済し終えない限りは、引越しすることはできない」と、我慢して住み続けている方もいると思います。ですが、本当に住宅ローンが残っている間は、住み替えをすることはできないのでしょうか?
住宅ローンが残っている場合の住み替え方法は2つ
住宅ローンが残っている場合の住み替えには、2つの方法が考えられます。1つ目は、現在の家を売却して住宅ローンを完済し、新たな住まいを購入する方法です。2つ目は、住み替えローンを使用する方法です。
現在の家を売却し、住宅ローンを完済する
不動産は、残債がある限り、金融機関の抵当権が抹消されることはないので、そもそも売却できない仕組みとなっています。つまり、新たな住宅を購入するためには、基本的にローンを完済する必要があります。
そこで、一つ目の方法として、現在住んでいる不動産を売却した資金と貯蓄で住宅ローンを完済する方法があります。
この場合は、不動産業者に依頼し、買い手を見つけてもらうことになります。ここで注意したいことは、不動産の売却価格が、必ずしもローンの残り金額より多くはならないということです。不動産の価格は立地や物件の状況に左右されます。また、引越しをしたい理由にもよりますが、長期化を防ぎたいなら、周辺相場に合わせて売り出すことも必要です。
この方法は不動産売却価格がローンの金額を上回る場合にのみとれる方法だといえるでしょう。
そこで、一つ目の方法として、現在住んでいる不動産を売却した資金と貯蓄で住宅ローンを完済する方法があります。
この場合は、不動産業者に依頼し、買い手を見つけてもらうことになります。ここで注意したいことは、不動産の売却価格が、必ずしもローンの残り金額より多くはならないということです。不動産の価格は立地や物件の状況に左右されます。また、引越しをしたい理由にもよりますが、長期化を防ぎたいなら、周辺相場に合わせて売り出すことも必要です。
この方法は不動産売却価格がローンの金額を上回る場合にのみとれる方法だといえるでしょう。
住み替えローンを利用する
売却代金で住宅ローンを完済できない場合は、どうすればいいのでしょうか。その場合は、元々ある住宅ローンの残債を含めて新たな融資を求める「住み替えローン」を組むことになります。
ただし、融資額は住宅ローンの残債+新規に購入する住居の価格となりますから、高額になる分、審査はきびしくなります。また、支払いに関しても総額が増えるのですから、家計を圧迫しないとも限りません。ライフスタイルに合わせた無理のない資金計画を立てるようにしましょう。
ただし、融資額は住宅ローンの残債+新規に購入する住居の価格となりますから、高額になる分、審査はきびしくなります。また、支払いに関しても総額が増えるのですから、家計を圧迫しないとも限りません。ライフスタイルに合わせた無理のない資金計画を立てるようにしましょう。
2つの方法のどちらで住み替えをするにせよ、まずは今住んでいる家の価格を知る必要があります。不動産会社の提供している無料査定等を利用して、住み替えについて考えてみてください。