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スマートホームにできること、居住者にとってのメリット・デメリットとは?

公開日:2018-04-12 00:00:00.0
昨今話題のスマートホームは、まるでSF小説に出てくるような「未来の暮らし」を身近にしてくれました。今回は、便利なスマートホームのメリットとデメリット、そしてスマートホームの可能性についてご紹介します。
 

スマートホームとは?

スマートホームは、室内の設備や家電をトータルに制御することで、家族のライフスタイルに合った快適な暮らしを実現してくれる住まいを指します。
例えば、照明や空調の操作を「明かりをつけて」「暖房をつけて」といった音声入力だけで行うことも可能です。外出時でも、家電製品の遠隔操作や管理ができるようになるなど、便利な暮らしをサポートしてくれます。
 

スマートホームのメリットとは

《1 家電製品や住宅設備の操作を簡便化できる》
家電製品にはリモコン操作の可能なものが多数ありますが、製品ごとのリモコンを使用しなければならないことも多く、管理はもちろん操作も面倒になりがちです。しかしスマートホームなら、音声入力や手をかざすなどのしぐさだけで、家電製品や住宅設備の操作を行うこともできます。
 
《2 日常生活の様々な時短につながる》
スマートハウスは、起床・外出・帰宅・就寝など、日常的にある程度決まった時刻にルーティンとして行う家電製品や住宅設備の操作を、ライフスタイルに合わせて自動制御することができます。一つ一つ手動で行っていたことがスマートホームによって自動制御されれば、その分時短を実現できるでしょう。
 
《3 セキュリティ機能の効率的な運用が可能になる》
スマートロックによる施錠の他、屋内外にネットワークカメラを設置して自動制御すれば、鍵のかけ忘れの防止はもちろん、ネットワークカメラが不審な人物や動きを検知した場合に利用者のスマートフォンに通知するなど、セキュリティ機能を効果的に運用できます。
 
《4 光熱費の節約につながる》
テレビや照明は、部屋に誰もいない時は自動的に消すようにするなど、家電製品や住宅設備を適切に使用できるように制御することで、光熱費を節約することができます。
 

スマートホームのデメリットとは

《1 導入コストが掛かる》
スマートホームが登場してからまだ日が浅いということもあり、導入コストが高くなってしまう傾向があるようです。しかし、今後関連する機器やサービスが増えれば、導入コストが改善されていくことも考えられます。
 
《2 スマートホームをトータルで相談できる業者が少ない》
スマートホームで実現できる機能は多岐にわたっていますが、トータルで相談できる業者はまだ少ないのが現状です。新築物件のみサービス対象、エネルギー供給を含めた大規模なものに限定されている、というケースも見られます。こちらについても、今後参入企業が増えることで改善できるのでは、と考えられます。
 
《3 機器がサイバー攻撃を受ける可能性がある》
スマートホームの制御機器は、ネットワークに接続されています。ネットワークに接続されているということは、外部からのサイバー攻撃を受ける可能性もあるということに他なりません。
このデメリットについては、セキュリティ対策を事前に組み込んだ機器を作る、利用者への啓発活動を行うといった方法で対策が行われています。
 

実用化に向けて開発が進められている、スマートホームの様々な機能

スマートホームでは、今回ご紹介した機能以外にも、人工知能(AI)によるレシピ紹介や食材の管理といった料理支援、居住者の健康管理、居住者の行動履歴などから異常行動が見られた場合に親族に通知する見守り機能など、実用化に向けて開発が進められている機能が多数存在します。これらの機能が実用化し、一般家庭に普及すれば、暮らしがより豊かになるのではないでしょうか。
 

おわりに

スマートホームには、家電製品や住宅設備の操作の簡便化、日常生活における様々な時短、セキュリティ機能の効率的な運用、光熱費の節約など、様々なメリットがあります。課題も残されてはいますが、より一般化するにしたがい、改善も期待できるのではないでしょうか。
人々の暮らしをサポートしてくれるスマートホームや、関連機器・サービスは、今後住宅や住宅設備などを選択する際の選択肢にも、大きな影響を与えるかもしれません
 

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