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住む人がつくる コーポラティブハウスの魅力とは?

公開日:2015-01-20 00:00:00.0

目次

コーポラティブハウスとは


コーポラティブハウスとは、「コープ(生協)」が生活用品や食品を共同購入して会員に割安で頒布するように、共同住宅(マンションなど)を組合員が共同で建築することによって「より割安なコストで住みたい家に住む」ということを目的としたシステムです。
 
一般的な集合住宅はデベロッパーによって開発され、ユーザーはできるだけ自分のニーズや好みに合った物件を選択して購入しますが、コーポラティブハウスの場合は注文住宅のようにユーザーの希望をある程度実現できるというメリットがあります。もちろん共同住宅である以上最低限の制約はありますが、一般的な分譲マンションにはできない「自分の理想の家」に近づけることができるでしょう。


コーポラティブハウスのメリット・デメリット


一般的なマンションとはいろいろな面で違いのあるコーポラティブハウス。一般のマンションとメリット・デメリットについて比較してみましょう。
 
メリット1 ・・・自分の住まいを専門家とともに「創造する」喜びがある。
メリット2 ・・・ひとつのマンションづくりにいくつもの世帯が関わり、「将来のご近所」として交流が深まる。
メリット3 ・・・マンションづくりの段階から近隣と人間関係ができるので、居住マナーや防犯面での安心感がある
メリット4 ・・・マンションの売り出しにかかる広告費やモデルルームなどが不要でコストダウン。また自分たちが事業の主体なので、工事費や設計費などのコストが掌握できる。
 
デメリット1 ・・・住民同士の意見調整にかなりの時間がかかる。
デメリット2 ・・・建物の外観や間取りが独創的過ぎると売却が難しい
デメリット3 ・・・分譲マンションのような量産品ではなく小規模のものとなるので、建設や調度品が割高になる


まとめ・・・コーポラティブハウスに期待されること


日本の住宅は集合住宅・戸建住宅とも「画一的で無個性」という批判をよく耳にします。画一・量産によるコストメリットはあるものの「思い入れのある住まいを自分で完成させる」という意識は、海外に比べて日本では希薄といえるでしょう。
これに対し、海外ではすでにコーポラティブハウスの長い歴史があり「親戚・友人同士で何年もかけてコーポラティブハウスをつくる」といったことも珍しくはありません。
建築工法の進歩などによって、日本もこれから「ひとつの住まいを長年手入れして使う」という居住スタイルが定着していきそうです。コーポラティブハウスのがもっと普及する事により、従来とは異なる住宅との息の長い付き合い方が根付いていくのではないでしょうか。
編集監修者情報
編集監修者
株式会社大京穴吹不動産
所在地
東京都渋谷区千駄ヶ谷4-19-18 オリックス千駄ヶ谷ビル
設立年月
1988年12月
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