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2人に1人が選択するキッチンリフォームの人気事例3パターン

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キッチンは毎日使うものだけに、その使い勝手は生活に大きく影響するもの。それだけにリフォームの対象としても人気があります。一般社団法人不動産流通経営協会が2014年度に行った調査結果によると、中古マンションを購入した人のうち、キッチンのリフォームを選択した割合は51.7%を占めました、またキッチンのリフォームは内装(床・壁)に次いで第2位と人気の高さをうかがわせます。しかし、一口にキッチンのリフォームと言ってもその方法はさまざま。では、リフォーム中古マンション購入経験者の約半数が選択するキッチンリフォームについて人気事例のパターンを紹介していきましょう。
事例パターン1 古い設備を一新してシステムキッチン化
「システムキッチン」とは、シンク、コンロ、調理台、収納スペースなどを組み合わせ、一枚の天板で連結して一体化するように組み合わせたキッチンのこと。
従来の台所に比べて、統一性のあるデザインで見た目にきれい、無駄なスペースが少ない、機能的な設計なので動線がスムーズ、収納スペースが十分に確保できる、汚れが落ちやすい素材を使っているため清潔に使えるなどさまざまな利点があります。お求めやすい価格帯から揃っているので、さほど大規模なリフォームは考えていないという場合でも、一度導入を検討してみる価値は十分にあるといえるでしょう。
事例パターン2 子育て世代に人気の対面キッチン導入
マンションのリノベーションなど、間取りの変更で大きなLDKを設けるような場合などにおすすめなのがキッチンをリビングに向けてレイアウトした対面キッチン。調理をしながらリビングの様子を見ることができるので、小さな子どもがいる子育て世代に人気があります。
ほかにもキッチン上部の吊り戸棚を撤去することで開放感が生まれる、キッチンスペースが明るくなるなどの効果も期待できます。
注意したいのは、対面キッチンは壁付けタイプよりスペースが必要なこと。あまりに狭い空間に無理やり対面キッチンを作ると調理スペースが圧迫され、使い勝手が悪いキッチンになってしまうので、通路幅は少なくとも85cm前後を確保しておくとよいでしょう。
事例パターン3 ホームパーティ派ならカウンターキッチンもおすすめ
対面キッチンの中でも、外側にカウンタースペースが設けられたタイプはカウンターキッチンといいます。キッチンから直接料理を出せるので、料理をしながら家族やゲストとの時間を持てるのがそのメリット。ホームパーティや友人を招いての食事会などに便利なほか、手元が丸見えになりがちなオープンキッチンの自然な目隠しにもなってくれるので、こちらも最近人気があります。
キッチンが変わると、家全体の雰囲気がガラリと変わるので、リフォームの効果を実感しやすいというメリットもあります。見た目のおしゃれさはもちろん大事ですが、使い勝手も改善してくれるキッチンリフォームもぜひ検討してみてください。
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