オープンルームを見に行こう

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オープンルームは、実際のマンションの内部を見学でき、間取り図だけではわからない部分が確認できる絶好のチャンスです。その多くが予約制で、空き家となっている場合と、所有者が住んでいる状態で実施される場合があります。オープンルームは、購入後の生活をイメージしやすいなどメリットも多くあるので、積極的に活用したいものです。
オープンルームに行く前に
事前に間取り図をチェックし、部屋の方角や、柱の位置など気になる部分をリストアップしておくと良いでしょう。また、周辺の地図も確認しておきましょう。例えばマンション前に大きな道路がある場合は、音に関しても大切なチェックポイントとなります。間取り図や、周辺地図から確認したいことをまとめておくとスムーズです。持参すると役に立つものは、デジタルカメラ・メジャーです。
※所有者が居住中の場合の室内写真等は撮影できない場合があります。
オープンルームでチェックすべきは間取り図ではわからないこと!
まずチェックしたいのは、日当たりと騒音です。この2つは、実際の部屋を見てみないとわからず、かつ購入後に改善することがなかなかできません。できるだけ日差しの明るい日中に見学することをお勧めします。また騒音については、窓を開けた場合も確認しましょう。風通しや眺望も一緒に確認すると良いでしょう。
天井の高さや柱や梁の位置など、部屋全体の広がりもチェックが必要です。同じ広さでも、天井の高さで空間の広がりは異なります。また、柱や梁が大きいと予想以上に圧迫感を感じることもあります。
その他、キッチンや洗面台、お風呂場などの水回りのチェックも欠かせません。リフォームせずに、そのまま使用することをお考えの場合は入念なチェックが必要です。水回りでは臭いもポイントです。カビ臭さから、湿気がたまりやすい環境が予想されることも。リフォームで改善できる部分もありますので、気になることはなんでも質問してみましょう。
共有部分も大切なチェックポイントです。エントランス、駐車場、ゴミ捨て場なども確認しましょう。共有部分の状態から、そのマンションがきちんと管理されているかどうかわかります。
最後に、マンションの周辺を歩き交通量や通行人、地域の雰囲気を確認しましょう。購入後の生活をイメージしながら歩くと、利便性や環境の良さを確認できます。
このように、事前に確認しておくポイントを整理していくと、限られた時間の中で効率的に確認することができます。納得のいく住まい選びのために、ぜひオープンルームを活用しましょう。