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持ち家?賃貸?それぞれのメリットとデメリットを比較

公開日:2017-08-27 00:00:00.0
かつて、住宅購入は「夢のマイホーム」という言葉からも分かるように、多くの人が憧れるライフイベントの1つ、または人生における一大イベントとして広く認識されていました。しかし、全国を転々としながら生活する方、シェアハウスで生活する方など、多様な価値観が受け入れられてきている昨今、住宅は賃貸か持ち家どちらにしようかと悩む方も多いでしょう。
そこで今回は、賃貸と持ち家それぞれのメリット・デメリットを比較してご紹介します。

 
持ち家のメリットとデメリット

《持ち家のメリット》
 
1.内装・外装(戸建ての場合)に自分好みのアレンジを加えやすい
2.個人資産になるため、間貸し・売却によって収入源とすることができる
3.万が一所有者が亡くなってしまった場合、保険適用で家族に家を資産として残すことができる(住宅ローンに団体信用生命保険が付いている場合)
4.持ち家があることで社会的な信用を得やすい(銀行などから融資を受けやすくなる)
5.老後の住居に不安がなくなる
 
特に、家族がいる方は3のメリットが重要ではないでしょうか。
ただし、家を資産として残すには、住宅ローンの申込時に加入する「団体信用生命保険」の適用が条件です。

 
《持ち家のデメリット》

1.補修や維持は全て自費となり、ランニングコストがかかる
2.固定資産税や地震・火災保険の費用がかかる
3.万が一住宅ローンが支払えなくなった場合、家を手放さなければならない可能性がある
4.住み替えの際に売却査定額が低くなると、結果的に損をする可能性がある
5.ライフスタイルの変化や環境の不便があっても、引っ越しが容易にできない
6.万が一、所有者がなくなってしまった場合、相続税が発生する場合がある
 
やはり固定資産を持つことで自由がきかなくなってしまうことも考えられるため、5のように環境の変化へ対応しづらいことに関してはデメリットとして認識しておく必要があるでしょう。

 
賃貸のメリットとデメリット

賃貸のメリット・デメリットに関しては、持ち家と裏返しとなることが多いのですが、具体的には以下がメリット・デメリットです。
 
《賃貸のメリット》

1.補修や維持費は基本的にかからない
2.固定資産税がかからず、保険は運営会社によるため、追加コストが管理費のみとなる
3.住宅ローンがないため、資産の破綻リスクが少ない
4.ライフスタイルの変化や環境の不便があった場合、引っ越しの融通がきく
 
やはり1のような、短期的な費用の少なさ、4のような自由度の高さが魅力ではないでしょうか。

 
《賃貸のデメリット》

1.内装・外装をアレンジしたくても、自由があまりきかない
2.個人資産ではないため、老後に向けて資金をためておく必要があり、不安が残りやすい
3.数年ごとの契約更新が必要で、家賃の値上げを要求される場合がある
 
安心して住み続けられる住宅を希望する方にとっては、2や3の問題がデメリットとしては大きいのではないでしょうか。

 
賃貸か持ち家か、判断基準は?

賃貸に住み続けるか持ち家の購入に踏み切るか、どちらが良いのかは一概にいうことはできません。自分の現状と思い描くライフスタイルによって変わります。将来の資金計画やライフプランを共に考えてくれる専門家もいるため、相談するのも1つの手です。
 
 
おわりに

持ち家と賃貸のメリットとデメリットについてご紹介しましたが、実際にシミュレーションした場合、持ち家と賃貸を比較しても、総支払額がそう大きく変わらないこともありえます。
つまり、理想のライフスタイルに合わせて持ち家にするか賃貸にするかを決めることが最善です。長期的にどのような生活を送りたいのか、どのような家庭を築きたいのかなど、将来を思い浮かべて、ベストな選択ができるよう検討してみてはいかがでしょうか。
 

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