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安心できる?リノベーション済みマンション

公開日:2014-10-07 00:00:00.0

目次

リノベーション済み物件は、内装など目に見える部分は新築同様となるため、どのような工事が行われているか、物件を見ただけではわかりません。図面や工事履歴を見る方法もありますが、その工事がどういうものであるのか、安心できるものであるかの判断が難しい面がありました。素人では判断できないような配管などの内部の状態や、電気配線など、何を基準にして安心とすればいいのでしょうか。



「統一基準」に基づいている物件であるか?


この問題に対して、一つの解(カイ)となりうるものがリノベーション住宅推進協議会の定めた統一基準です。これは、既存住宅を安心して流通させるために定められており、住宅の形態によって五つに区分され、それぞれ基準が設けられています。区分所有マンション専有部分においては、排水管や給湯管、床の下地から電気配線などの13項目を重要なインフラとして指定。独自の検査基準をクリアしているかを確認し、もし満たしていない場合は工事が行われます。例えば、給水管における漏水はないかを確認するために、配管に水圧をかけて一定時間圧力の変化を調べるとしています。検査内容についても、「存在圧力の1.5倍以上(上限0.75MPa)にて1時間の水圧試験」などの細かな条件や、使用する計測器、検査手順、検査の適合基準まで決められています。このように基準に沿って確認され、必要であればこの基準を満たすように改修工事が行われるのです。



重要インフラへのアフターサービスはあるのか?


リノベーション済みマンションを購入後、何か不具合があった時の不安を解消するものとして、アフターサービスがあります。具体的には、13項目の重要インフラ部分においては、非工事部分も含めて最低2年の保証を行うというものです。デベロッパーもしくは施工会社によっては、2年間の保証の終了後も有料で継続できたり、24時間電話相談窓口があるところもあるので、事前によく調べるとよいでしょう。
長く住むためにも、アフターサービスまでしっかりと確認し、安心できる物件を選びたいものです。
編集監修者情報
編集監修者
株式会社大京穴吹不動産
所在地
東京都渋谷区千駄ヶ谷4-19-18 オリックス千駄ヶ谷ビル
設立年月
1988年12月
問い合わせ先
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