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リフォーム/リノベーションによるマンションの資産価値向上を

公開日:2014-11-18 00:00:00.0

目次

価値あるマンションを末永く効率的に活用


「ストック型社会」という言葉をご存知でしょうか。使い捨てをやめて「価値のあるものを長く大切に使おう」という社会のことです。不動産業界においても、建築技術の向上などでマンション・戸建住宅の寿命が大幅に伸びたことから、従来のスクラップ&ビルド方式をやめて「高品質・長寿命な建築物をリフォームやリノベーションで長く使おう」というトレンドが広まっています。
平成21年には全国の大手不動産会社・デベロッパーなどによる「一般社団法人 リノベーション住宅推進協議会」が設立され、リノベーション住宅の普及を推進しています。
 
自宅用であれ投資用であれ、所有するマンションの資産価値が長期にわたって保てるのはオーナーにとって嬉しい話です。ただし、古いマンションを古いまま我慢して使い続けるのは効率的とはいえません。適切なリフォームやリノベーションを施し、新築同様の美観と快適性を保ち続けた方が有利でしょう。
 
特に賃貸で運用しているマンションの場合、手を入れず事業を継続すると、築年数とともに賃貸需要が低減して資産価値が大幅に下ることが考えられます。売却して新築物件に買い換えるという手もありますが、立地条件などに不満がなければ、ある程度の追加投資でリフォーム/リノベーションを施して賃貸需要を喚起した方が、結果的に収益性が高いという可能性も十分考えられるでしょう。


段階的なリフォームも有効


近年のリノベーションではマンションの間取りを一新することも可能です。築年数の古い中古マンションなどではこうしたリノベーションが必要になる場合もあるでしょう。しかし、そこまで築年数の古くないマンションなら、たとえば床をフローリングにしたり、壁・天井クロスを貼り替えたりするだけで見違えるほど新しく生まれ変わります。
ドアを変えたり、壁を収納壁にしたりといった小さなリフォームでもマンションの印象はガラリと変わります。特に賃貸で運用しているマンションの場合、こうした小さなリフォームによって生まれる好印象が人気を左右することもあるようです。
 
また、住宅は場所によって傷み・劣化の進行に時間差があります。これを利用して、段階的にリフォームを繰り返し、一定の資産価値を保ち続けるという方法もあります。
たとえば傷みが進みやすいトイレ・浴室などの水回りのリフォームを優先し、次はキッチンをシステムキッチンに改装・・・という風に、数年単位で部分的なリフォームを繰り返していけば、資金的にもそれほど負担は大きくならないでしょう。
また、住宅設備にも流行や新技術の導入といった変化があります。一斉に大規模なリフォームを行うと、いずれまた住宅全体が古臭くなってしまいますが、段階的に最先端のトレンドを取り入れていくことで、いつまでも新しい印象を保ち続けることができるのではないでしょうか。
 
<まとめ>
メーカーや工務店にもよりますが、近年のリフォームやリノベーションは工期も短縮され、コストも安くなってきています。「そういうものに関心はあるが、昔調べたら高かったのであきらめた」という方は、久しぶりに最新工法や価格についてリサーチなさってみてはいかがでしょうか。
 
また住居用のマンションの場合、長期的なリフォーム計画を立てることで老後の備えにもなります。
たとえば、自分の年齢に合わせて「○年後は○歳になっているから、この頃にエントランスや廊下をバリアフリーにしよう」といったリフォーム計画を立てることで、無理なく資金が準備でき、なおかつ不動産の資産価値を保ち続けることができます。
編集監修者情報
編集監修者
株式会社大京穴吹不動産
所在地
東京都渋谷区千駄ヶ谷4-19-18 オリックス千駄ヶ谷ビル
設立年月
1988年12月
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