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「これから不動産投資をしてみようか」という人へのアドバイス

公開日:2015-02-12 00:00:00.0

目次

なぜいま不動産投資が注目されている?


東京・首都圏をはじめ、名古屋や大阪などの大都市の不動産価値が高騰しています。外国人投資家が日本に大量に押し寄せ、土地やマンションをどんどん購入しているというニュースを耳にすることも多くなりました。「不動産投資が儲かるなら、低金利時代が続いているうちに不動産を購入しておこうかな?」と考える人が増えるのも無理はありません。
ただし、どんな投資も「初心者が参入していきなり儲かる」というような甘い話は信用できません。そこで「不動産投資にはほかの投資に比べてどんな特徴があるのか?」「始めるならどんな点に注意すべきなのか?」というポイントをご紹介します。


不動産投資は「資産の多様化」によるリスク分散


海外投資家が日本の土地を盛んに購入するのは、「今後土地バブルの高騰を待って売り抜けよう」というより「長期にわたって暴落リスクが少ない日本の土地を円安のうちに保有しておきたい」というのが主な理由のようです。つまり「現金」という資産の一部を「不動産」という現物資産に置き換え、資産を多様化することによって、将来のさまざまなリスクに対応できるというのが不動産投資の最大のメリットです。
 
たとえば「もっともリスクの少ない資金運用」といえる預金と比較してみましょう。現在の金利ではどんな積立貯金や定期貯金の利息もほとんど期待できません。国債の金利も同様です。もしこの先金利の上昇を物価上昇率が上回れば、預金の実質的な資産価値は下がってしまいます。
また、多額の預金をしている金融機関が万一破たんしてしまったような場合、預金保険法によって保護される預金額には上限があります。
 
もちろん不動産投資にも一定のリスクはありますが、「もし物価高になったら家賃も上昇するので、インフレリスクには対応できる」「為替相場や国債 価格、株価などが暴落しても、土地という現物資産は残る」という現預金とは異なる強みをもっています。このため、資産のうちの一定額を不動産に投資しておくことで、結果的に「資産は現預金だけ」という状況より幅広いリスクに備えられることになります。


「儲ける」よりも「資産形成」を目指す


不動産投資の本質は「手持ち資金をいきなり何倍にも増やす」というような投資ではありません。最初の段階でまとまったお金を不動産に投資し、一定の歳月をかけてそれを回収し、回収が終わった後に儲けが入ってくるというスタイルの投資です。そういう意味では、じっくり手間ひまをかけて資産という果実が実るのを待つ、「農業」に似た資産形成法ともいえるでしょう。
 
不動産購入のために一部ローンを組んだとしても、家賃収入でローンを返済し終えた後、自分だけの「不動産」が残ります。もちろんそれ以降は自分で住んでもいいし、末永く家賃収入を得るのも楽しみです。


まとめ


ここまで説明してきたように、不動産投資は一攫千金を狙うようなギャンブル性のある投資ではありません。それを期待する人は、不動産投資よりも株式 投資などのハイリスク=ハイリターン投資を狙った方がいいのかもしれません。
 
これらのことを理解したうえでこれから不動産投資に取り組もうという人は、表面利回りなどの指数よりも、「どれだけ長く資産価値を保てるか?」「空室率などのリスクをなるべく避けられる、信頼できるパートナーは誰か?」などといった安定性・安全性に着目して物件を探してみるべきではないでしょうか。
編集監修者情報
編集監修者
株式会社大京穴吹不動産
所在地
東京都渋谷区千駄ヶ谷4-19-18 オリックス千駄ヶ谷ビル
設立年月
1988年12月
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