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給湯器チェックのポイントは、「給湯能力」「年数」「交換条件」の3つ!

公開日:2016-10-19 00:00:00.0
中古マンションを購入するにあたり、水回りの機器は重要なチェックポイントです。特に給湯器は、故障の確認はもちろんですが、お湯の供給力や交換方法など、知っておくべき点が多くあります。ここでは、給湯器をチェックする際のポイントを紹介していきます。
 
まずは給湯能力を確認
 
給湯器の能力は「1分間に水温プラス25℃のお湯を何リットル供給できるか」で算出され、24リットルなら「24号」、16リットルなら「16号」と分類されます。数字が大きいほど、能力が高いといえます。
現在の新築の分譲マンション(ファミリータイプ)では24号が一般的ですが、中には20号のところもあります。また、築年数の古いマンションだと、16号であることも珍しくありません。家族の人数やお湯の使い方によっては、パワーが足りなくなる場合がありますので、必ず給湯能力を確認しましょう。
 
■給湯能力の種類
 
給湯能力の種類について紹介します。記載内容についてはあくまで目安となりますので、実際の使用感と異なる場合もあります。
 
・16号
シャワーのみ、洗面台のみなど、1ヵ所だけなら、年間を通じてストレスなくお湯を使うことができます。1~3人家族向けです。
 
・20号
ほとんどの季節を通じて、2ヵ所までならストレスなくお湯を使うことができます。「子供がシャワーを浴びているときに、キッチンで洗い物」といった使い方ができます。2~4人家族向けです。
 
・24号
真冬でも安定して2ヵ所でお湯を使うことが可能です。20号より余裕がある分、「シャワー+追い焚き+台所で洗い物」という使い方もできます。4~5人家族向けです。
 
経年数も忘れずチェック!
 
中古マンションの給湯器を巡るトラブルで意外と多いのが、「入居後に給湯器が故障した」というものです。通常、給湯器の寿命は10年ぐらいといわれていますので、マンションの建築後(または給湯器交換後)に10年近い年月が経っていると、いつ故障してもおかしくありません。状態によっては、ほかの部分といっしょに交換を考えたほうがいい場合もありますので、マンション購入時には、何年間使われた給湯器なのかも忘れずにチェックしましょう。また、仲介の不動産会社によっては保証がつくサービスがある会社もありますので、確認しましょう。
 
交換する場合は管理組合に問い合わせを
 
「給湯器が古いので交換したい」と決めた場合でも、自由に交換できるわけではありません。例えば、追い焚き機能付きの給湯器に交換したいと思っても、古いマンションではガス管が細いため、必要なガスの供給量が得られない場合があります。
また、お湯を循環させるための配管を行うには、コンクリートの壁に新たに穴を開ける必要がある場合があります。そのため、給湯器の交換工事には管理組合の許可が必要な場合が多いと考えてください。交換したい場合は管理規約等をチェックし、必ず管理組合にも確認するようにしましょう。
 
お湯の利用は生活に直結する部分だけに、給湯器のトラブルは避けたいところです。マンション購入前に給湯機の「給湯能力」「年数」「交換方法」の3つを、必ずご確認ください。

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