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マンション購入後に転勤…そんな時に便利なリロケーションサービスとは?

公開日:2018-02-14 00:00:00.0

目次

マンションを購入した後に転勤が決まり、長期間家を空けなければならなくなった場合、そのマンションの管理は一体どのように行えば良いのでしょうか?
「せっかく購入したマンションを空けておくだけではなく、何か有効活用できないものか」とお悩みになる方もいらっしゃるのではないでしょうか。そのような悩みを解決してくれるサービスが「リロケーション」です。
そこで今回は、リロケーションサービスについてご紹介します。
 

リロケーションサービスとは

リロケーションサービスはもともとアメリカで始まったもので、本来は移転・配置転換を総合的にサポートするサービスです。日本では、一定期間住宅を空けなければならない際に、その住宅を賃貸し管理するサービスを指します。通常の賃貸と異なる点は「一定期間のみ賃貸する」ということです。
 
以前は賃貸借契約で正当な理由がない限り、貸主の都合で退去してもらうことができず、ある一定期間だけ家を賃貸したい貸主よりも、借主側の意向が優先されていました。
しかし2000年3月から「定期借家契約」という、期間を決めた賃貸借契約ができるようになり、リロケーションサービスのニーズが高まってきているのです。
 
定期借家契約に基づき賃貸契約を交わすリロケーションサービスは、どちらかといえば貸主側の意向が優先されるため、賃貸契約期間が終了すれば、借主がまだ住みたくても退去してもらうことが可能です。
 

リロケーションサービスのメリット

《賃貸期間を決めることができる》
リロケーションサービスを利用する場合、その住宅を貸し出す期間を決めて契約を結ぶ「定期借家契約」を交わすことが一般的となっています。
例えば、海外赴任や転勤などの期間が決まっている場合など、自分が再びその住宅に戻るまでの期間だけを貸し出すことができます。
 
《住宅の管理を任せられる》
転勤すれば住宅を離れることになるため、住宅の管理やトラブルの対応は難しくなります。しかし、リロケーションサービスを利用すると、住宅の管理やトラブルの対応はリロケーションサービスの業者が対応してくれます。
 
《家賃収入を得ることができる》
たとえ無人の期間があるとしても、住宅には固定資産税などの税金がかかるほか、住宅ローンが残っている場合は返済もしなければなりません。
そこで、リロケーションサービスを利用して住宅を賃貸として運用すれば、家賃収入を得られるため、それらをカバーでき、誰も住んでいないのにお金だけがかかるという状況を解消することができるのです。
 

リロケーションサービスのデメリット

《契約変更ができない》
一度、賃貸契約を結んでしまうと、後から契約内容を変更することはできません。そのため、転勤が当初の予定よりも短くなったからといって、借主に早く退去してもらうことは難しいでしょう。
やむを得ず契約解除を申し出る場合は、一般的には6カ月前までに通知が必要です。しかし、依頼する業者によって規定が異なるため、業者へ事前に確認しておくことをおすすめします。
 
《通常の賃貸よりも家賃収入が少ない》
リロケーションサービスは、賃貸できる期間が決まっているため、借主は長く住み続けることができません。そのため、借主を見つけることが難しい場合があります。
借主を早く見つけるためには、周辺の家賃相場よりも安い金額に設定する必要があるでしょう。しかし、家具や家電をつけておくなど、付加価値を高めることで家賃を上げることも可能です。
 
《手数料がかかる》
リロケーションサービスを利用する際は、業者を仲介するため毎月手数料が発生します。一般的な賃貸契約よりも割高で、物件の価格にかかる管理手数料は約10%前後かかるといわれています。
 

おわりに

今回は、転勤などで一定期間家を空けなければならない方にとって、住宅を有効活用できる魅力的なサービスである「リロケーションサービス」についてご紹介しました。
リロケーションサービスは、賃貸契約期間が限定的になることが多いため、借主を見つけるまでに時間がかかったり、業者への手数料が発生したりなどのデメリットもありますが、不在期間中の住宅管理を業者に任せられるほか、家賃収入を得られるなどのメリットが多いサービスです。
大切な資産である住宅を有効活用するためにも、長期間家を空けなければならなくなった場合は、リロケーションサービスを検討してみることをおすすめします。
 

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